2014からの検定関係改正点

1.公認資格制度についてimg1

①公認スキー専門指導員の廃止
②認定スキー・スノーボード指導員の廃止

 

2.公認スキー検定員規定(検定員受験及びクニリック)について

①検定員の資格有効期間の2年間は変えずに,クリニックを2年続けて欠席の場合に資格停止とした。(指導員規定の隔年に合わせた)
「現行は2年続けて欠席の場合は,資格喪失となっている。」
②資格停止に停止間の期限をもうけないで,停止期間中にクリニックを修了することにより資格の停止解除が出来るようにした。(クリニックの翌年から)
ただし,SAJ会員登録の未登録,資格登録料の未納及び指導者資格の喪失は,検定員資格の喪失になる。

 

3.指導者検定規程について

①名称の整理としてステージの呼称を削除

②指導員の受験資格の内,スノーボード指導員を削除,研修会出席義務は,所定の研修会に出席をしていることとした。(資格を継続していること,つまり隔年での研修会出席をしている)具体的には受検年度の前年度若しくは前々年度の研修会を履修し,受検申し込み時点で,資格を維持していること。

③申し込み締切日を12月10日とした。(事務処理の時間的余裕を持たせた。これは加盟団体との連絡調整時間を作ることになり,受検生にとってもプラスとなると考える。たとえば受検資格のない方への連絡が早くできる。)

④検定種目の改正
「実技検定種目の変更」
協定の内容に合わせて,基礎課程と実践課程の種目とし,それぞれ4種目を設定

【基礎課程の種目】
(プルークボーゲン,基礎パラレルターン大回り,同小回り,横滑りの展開)基礎とは,コントロールされたという意味で理解してもらいたい

【実践課程の種目】
(シュテムターン,パラレルターン大回り,パラレルターン小回り,総合滑降)

「基礎課程と実践課程」のそれぞれ4種目中③種目の合格を必要とし,合計点で8種目×80ポイントで640ポイント,準指導員においては600ポイントで合格とする。

⑤単位制の廃止
単位取得者が受検する場合,移行措置として,加盟団体の実施する養成講習会を終了し,加盟団体長の推薦により,新種目の検定「実技及び理論」すべてを受検することで合格とする。準指導員も,これに準ずるが,各加盟団体で対応のこと。この新検定の基準及び要領については,lオフィシャルブックにて発表する。

 

4.バッジテスト規程について

①プライズテスト
受検年齢を15歳以上から13歳(中学生)以上とした。
テスト種目を1種目(パラレルターン大回り・不整地)を無くした。
斜面の確保及び安全への配慮をした。

②級別テスト
受検年齢の制限解除した。
プライズと同様,斜面確保と安全の配慮をして種目を変更
・1級のテスト種目のうち,フリー滑降を無くし,横滑りを加えた。
・2級のテスト種目のうち,フリー滑降を無くし,シュテム・ターンを加えた。
パラレルターンは,基礎パラレルターンとした。大小とも
また,検定は3名の検定員による評価とした。(実践講習テストを廃止
・3級のテスト種目を,パラレルターン大回りとシュテムターンとした。
・4級のテスト種目を,プルークボーゲンのリズム変化とした。
・5級のテスト種目を,プルークボーゲンとした。

③ジュニアテストについて
受検年齢の制限を解除した。ただし,12歳(小学生)以下まで
・ジュニアテストについては,テスト種目を加盟団体において定められようにした。
昨年度までの種目及び基準を参考にしていただきたい。